2017年10月10日火曜日

仕事道具07-原稿用紙を準備する


(写真1)

コクヨのB4ケント紙(135Kg、品番セ-KP14)をメインの原稿用紙に使っている。

ネームができて、編集からGOサインが出たら、まずケント紙に枠線を引く。


(写真2)

画像左はアクリル板で自作した枠線テンプレート。3枚のアクリル板からなっており、裁ち切りの外枠と内枠のラインを描くことができる。
画像右は外枠と内枠を描いたケント紙。
外枠は消しゴムがけで消えないように青いミリペンで、内枠は消しゴムで消えるようにシャープペンで描いている。
スキャンしてPhotoShopで仕上げするので、多少の誤差が出てもいいように数ミリ大きく作っている。
これをあらかじめ枚数分作ってストックしてある。


(写真3)

ネームを見ながらシャープペンで枠線を描いていく。


(写真4)

シャープペンでフキダシ、セリフ、ノンブルを書く。これがセリフの最終決定稿となる。この枠線とフキダシだけの状態で低解像度(72dpi)でスキャンしておく。

これを元にフキダシを作る。
フキダシ・セリフだけを別の紙にトレースし、600dpiでスキャンする。これはデジタル仕上げの最終段階でフキダシのレイヤーとして使用する。


等倍でコピーをとり、編集部に郵送する。編集部ではこれを元に写植を作る。