2010年7月4日日曜日

7月最初のレス。

※お知らせ(再掲)※
次回ウルジャンの銃夢LOは休載します。
再開は未定です。
理由はお手数ですが、ゆきと帳の過去の書きこみを参照してください。
※新装版「銃夢」について※
本文の内容は「銃夢 完全版」と同じとなります。
ヤングジャンプコミックス版「銃夢」9巻ラスト部分(大戦中の機甲術部隊の回想〜ザレム墜落)は「完全版」同様カットされ、「銃夢LO」につながるようになっています。
「完全版」に収録されていた「銃夢外伝」、巻末のスケッチ、付録DVDはありません。
描き下ろし部分は各巻のカバーのみです。
1巻冒頭のみ、連載当時の2色ページが再現されています。
カバー下の表紙には昔の銃夢の見開きカバーイラストが使われています。(1巻〜7巻まで)
デザイナーの意図により、本来なら断ち切られる部分まで印刷されています。
セリフが規制により、一部変更されている箇所があります。(詳しくはゆきと帳の過去の書きこみを参照)

川村君に勧められたからではないけど、以前から興味のあったゲーム「Fallout3」(Xbox360)をプレイ中。
もうG0W3以上の時間をやってるはずだけど、クエスト半分もこなしていない。
すごいボリューム。映像はそれほど凝ってないけど。
あと忘れてたけど「バットマン・アーカムアライサム」も買ったまま積んであったな。
あとでやろう。

明日から一週間ほど、家族で北海道旅行に行ってきます。
天気があまりよくないみたいで、晴れるといいなぁ。

以下レス。
>銃夢BBS
>名無しのテロリストさん
>ゼクスの性別について

初めて登場したときのゼクスのボディはノーマルのGRボディです。(右腕や右目など壊れた部分を一部改造していますが。)
ノーマルのGRボディということはつまり、エルフ&ツヴェルフやTUNEDのガリイボディと完全交換性があるということです。
さらにわかりやすくいうと、女性型のボディです。
ゼクスはボディをガリイとの対決で破壊された後、しばらくぷちボディに甘んじていましたが(ぷちボディには性別はありません)、宇宙テクノロジーによる現在のフィジロイ体を手に入れました。
戦闘性能を重視したため、フィジロイ体は男性型のボディです。

ゼクスたちGRシリーズはアンドロイドなので、性別は見かけの問題にすぎません。
人間ベースのサイボーグのように性別が自身の自己同一性にとって重要な自己認識になっておらず、それぞれの生存戦略にとってより有利な方を選択しているだけです。
GRシリーズは女性型のボディを持ち、精神的には中性的な存在として出発したわけですが、経験を積むうちにゼクスはより男性的な方へ、エルフ&ツヴェルフはより女性的な方を選択したというわけです。


>take8693さん
>新装版発刊について
>2色ページの再現は全部はやらないんですかね?

コストの問題から、1話冒頭のみ2色再現です。
(といっても、2色ページはユーゴ編冒頭が最後だったと思いますが。)
このへんが紙の本の限界ですね。


>kawamura君
>ロードについて
> データをハードディスクに格納しても読み込みが軽減されませんか? 
> XBOX360もハードディスク格納に対応しています。

Xbox360のゲームはハードディスクにインストールしてからプレイしてます。
北斗無双はそれでも遅いね。
PS3はハードディスクにインストールする方法がわかりません。
教えて。
G0W3はディスク読み込みでもそんなにロードは気になんなかったけど。


> オクテットさん
> 私が一番好きなのはセンチネル様のピストンランチャー。
> ここでゆきと先生に質問ですがあの銃器はピストンの機械的回転力
> (物理的)で銃弾が発射されるのか、
> それとも排気圧力(流体力学的)により発射するのかが判断がつきません。
> 2ストロークか4ストロークかどうかも気になります。

たしか描いた当時メカニズムも考えたはずだけどどっちだったかな…。
現在の頭で考察すると、ただ物を発射するだけだったら排気圧力を使った方が機構が簡単だと思いますが、蓄気するときは音がこもってしまいます。
ピストンランチャーは実用性よりもワルとしての見栄を爆音で主張する武器なので、音がこもるのは致命的。
そのため、ムダに構造が複雑になろうとも、機械的に打ち出す方式だと思われます。
2ストか4ストか…ですが、回転数を考えれば(あと重量)2ストの方が実用的ですが、2ストは音が軽いので上記ワルの論理よって4ストでしょう。


> タンニさん
> 13巻のカバーイラストでタラバさんが、それらしき楽器を持っていましたね。
> 気になりますね。

ギャラリーコーナーの「カラテメタル!!」ピンナップを見るとわかりますが(見づらいですが…)、汰羅刃様の右手のところに金管楽器と同じようなキーがあります。
このキーで音程を、左手のアクセルで排気量の強弱をコントロールするようになっていると思われます。
どちらにしろVツインの直管マフラーなのですさまじくうるさい楽器です。


> >ミサイルライダーさん
> ゆきと先生は映画の話とかされますが
> 今まで観た中でもしかすると銃夢に少なからず影響が
> 無意識的に出ているかも知れない
> というような映画はありますか?
> また過去に映画としてだけでなく「映像的」
> に最も感銘を受けたり衝撃を受けた
> 映画とかありますか?

好きな映画、面白い映画、(あるいはつまらない映画)の話をし出すと三日三晩ぐらい話が尽きないわけですが、直接銃夢に影響を与えた作品となると限られますね〜。
ゆきとの書斎の映画コーナーでは僕の作品作りの上で(あるいは僕の物の見方の形成において)なんらかの影響があったと自覚する映画を取りあげています。
このコーナーはもう何年も更新していませんが、まだ取りあげたい作品は何本もあります。
映画ではないですけど昨年他界したスーパースター、Mジャクソンの「スリラー」のビデオ・クリップは短編の構成という点でものすごく勉強になりました。
「鉄男」「ザ・ウォール」「ビデオドローム」「マックス・ヘッドルーム」あたりは映画コーナーにぜひ書きたいと思っているし、あまりメジャーな作品は取りあげるかどうかわかりませんが「2001年宇宙の旅」「マッドマックス」「未来世紀ブラジル」あたりは影響を受けた作品としてはずせません。

映像的な感銘という点では、古くはレイ・ハリーハウゼンのダイナメーション物「シンドバッド7回目の航海」「アルゴ探検隊の大冒険」、「スターウォーズ」や「2001年宇宙の旅」。
「2001年宇宙の旅」は小説版とあわせて、僕のSFに対する定義に強い影響を与えました。

僕が高校生から大人になる80年代後半はMTVの流行で前衛的なミュージックビデオがたくさん作られ、それが日本のテレビでも放映された時期でした。
ちょうどバイトで稼いだお金でビデオデッキを初めて購入したころだったので、気になるビデオを繰り返し見たり、場合によっては一時停止してスケッチしたりしました。
映画コーナーで取りあげた「ハイランダー」を撮ったラッセル・マルケイはMTV出身の監督で、「ハイランダー」より前にデュラン・デュランのMV「アリーナ」を作っており、僕はこれに衝撃を受けました。
K-1や総合で活躍するミルコ選手の入場テーマ曲「Wild Boys」はこの中の一曲で、YouTubeで視聴できるので見てみてください。