2009年10月29日木曜日

レス:「シュタインズ・ゲート」

> Ivanさん
>ゲーマータグが移行できなかったのはご愁傷様です…

実はXbox360を買って以来、「アカウント」とか「ゲーマータグ」の意味をよく理解しないまま使っていました。
あの後360用メモリーカードを買って、ゲーマータグはメモカにコピーできたので、メモカを挿すことでエリートでも前に買ったゲームが遊べるみたいです。

>kawamura君
>シュタインズゲートはゲーム制作者の間でもちょっと注目されています。
>ニトロプラスは前作カオスヘッドで話題になりましたね。
>シュタインズゲートは普通のアドベンチャーの分岐選びとは違う臨場感あるシステムで、新しい。

へぇ、そうなんだ…。
「シュタインズ・ゲート」は先月の旅行先で久しぶりに買ったファミ通Xboxに紹介記事が載っていたのでタイトルだけは知っていた。
だけど完全にノーマークだった。
たまたま俺がアクションゲームやる気力もないほど気分がダウンしている時にたまたま体験版をやったので、廃人状態の時にダラダラ時間をつぶすにはちょうどいいかな〜と思って買った。
ゾンビを虐殺したいほど元気な時だったらおそらく俺のレーダーには引っかからなかっただろうな…。
それも含めてすべて運命石の扉の選択だったのか。エル・プサイ・コングルゥ。

カオスヘッドのことはまったく知らなかった。
「シュタインズ・ゲート」はカオスヘッドの1年後の話らしくて(世界が同じだけで続編というわけではないらしい)、劇中にカオスヘッドのネタがたくさん出てくる、らしい。全部後になって知った。

分岐システムは確かに斬新。
他のキャラとの会話中に携帯電話や携帯メールの着信があるんだけど、それに出るか出ないか、メールの文面のどのキーワードに返信するかで選択肢が分岐。
単純に相手のご機嫌取りをするようなキーワードはないので、どんな結果になるか予測できない。
このシステムも本作のテーマのひとつである「バタフライ効果」をうまく表現している。

もう今のアキバには縁がなくなってしまった俺だけど、このゲームをやった後はむしょうにドクター・ペッパーが飲みたくなった。
アドベンチャーダメと明言している川村君には勧めないけど、Xbox360持ってる人はだまされたと思って体験版をやってみてくださいな。

>kawamura君
>ベヨネッタはPS3版を買いました。
> なぜなら俺はGKだから。
> KURO60インチ、アンプはPIONEER VSX-LX52、スピーカーはKEFiQ90、サウンド
> チェアはフィールビートという環境を最近ようやく構築できたので、楽しみます。

★個人的レス★
オマエGKかよ。(゜Д゜;)
前にSCEに勤めていたお前が言うとしゃれにならんのだが…。
冗談だと言ってくれ。

軽く100万円を超えるAVシステム…。すげえな。
飯ちゃんと食ってんのか心配してたが、これほどの環境がそろえられるなら心配無用だな。
俺は来年出ると言われてるパナソニックの立体視プラズマテレビを虎視眈々と狙ってる。
サイズと値段次第だけど…。

2009年10月27日火曜日

廃人状態。

つーちゃんリア充だなぁ…。
僕は色紙書いてからずっと廃人同然だということは前回書きましたが、
先週金曜日の打ち合わせでさらにショックな事実を突きつけられて、輪をかけて廃人状態になってました。

先週木曜日までに新しいXboxエリート(120HDD搭載)を購入。
古いXboxからのゲーマータグの移行でトラブって、3時間ぐらいをムダにしました。
orz
ゲーマータグの移行は諦めて、新しいアカウントとゲーマータグを作成。
すでにクリアしたゲームを一からやり直すのはいやなので、とりあえず予約してある「ベヨネッタ」とかが来るまで、ゲームの体験版をダウンロードして遊ぶことにしました。

で、翌日の打ち合わせでさらに廃人状態に。orz

翌日はなにもやる気起きない状態でしたが、ゲームの体験版で興味を引いてアマゾンでいくつか注文したうち、「シュタインズ・ゲート」というゲームが早くも届いたのでこれをやることにしました。

※ネタバレなし※
Xbox Liveで無料ダウンロードできる体験版が長くて、さわりとオープニングムービーで終わりだろと思ったら一章まるまる入っていました。(約3時間ぐらい。)
この体験版が気に入ったので買いました。

2Dの絵にテキストが表示されて読んでいくタイプのアドベンチャーゲームで、ジャンルとしては一応ギャルゲーになるのかな!?
でもストーリー上はギャルのハートをゲットするのが目的の恋愛ゲームではなく、タイムマシンがテーマのSFです。

秋葉原の大学に通う科学オタクの主人公が、友人と作った電話レンジというへんてこマシンに、携帯メールを「過去に送る」機能があることを偶然発見。
悪のりして科学的好奇心から実験を繰り返す主人公。過去に送るメール「Dメール」によって少しずつ因果が書きかえられていく。
最初それは無害なものに見えたが、電話レンジのグレードアップ版、人間の記憶だけを過去の自分に送る「タイムリープマシン」の完成の日、最悪の事態が訪れる。
主人公は最悪の事態を回避するため、タイムリープマシンによって何度も過去に戻り、「Dメール」によって改変された因果を元に戻すために孤軍奮闘する。…
以上が大まかなストーリーの流れ。

結論から言うと、すげえ泣かされました。(´゚ω゚`)
僕はこの手のジャンルのゲームはあまりやったことがないので比較できませんが、完成度は高いんじゃないかな…。
シナリオもすごい構成が凝っていて、6つあるエンディングもそれぞれが納得がいく。
「未来人ジョン・タイター」とかのオカルトネタとか、さまざまな物理学理論とか、アキバ系のオタクネタとか、2ちゃん用語とか、いろいろと怪しげな用語が出てきますが、ボタンひとつで呼び出せる用語辞典で解説が読めるので便利です。
声優さんの芸もすごいですね。僕は声優のことは詳しくないですが。

タイムマシンものって泣ける話が書きやすいジャンルなんだけど、この「シュタインズ・ゲート」で面白いのはタイムマシンの機能の制限。
Dメールはデータ上の制限で全角32文字しか送れず、メール付きの携帯電話が存在する時代までしか送れない。さらにそのメールを受け取った人間がどう行動するか予測がつかない部分がある。
タイムリープは一度に2日前にしか戻れない。など。
さらにアトラクタフィールド理論という時空モデルにより、タイムリープして少し物事を変えても、大きな結果は「因果の収束」によって同じ結果になってしまう。
一見万能とも思えるタイムマシンにこうしたさまざまな制限が付け加えられ、それがうまくシナリオと連動することにより、主人公の選択肢に制限が生まれ、それが葛藤を生むドラマを可能にしています。

Xbox360持っている人は一度体験版をやってみてはいかがでしょうか。

2009年10月20日火曜日

10月の近況。

皆さんお久しぶりです。

ウルジャンのホームページでもちゃんと告知してないのがもどかしいんですが、ウルジャン10周年記念画集
「Ultra Graphics 1999-2009」が発売されています。
僕の絵も4点ほど収録されています。超絶にうまい絵描きの人達の絵が一堂に会していますので、絵が好きな人は買いですよ〜。

今回はマンガの原稿を上げた後に、ウルジャンのプレゼント用のミニ色紙を描くことになりまして、これが死ぬほど消耗しました〜。
どーせ描くなら色をつけようと思ったのですが、困ったことにアナログの画材は全部捨ててしまったので、仕事中にネット通販で画材を物色。
退色のしにくさなどを考えてステッドラーの水彩色鉛筆と、耐水性インクのレタリングゾルを購入。
テストで予備の色紙に描いてみたところ、色鉛筆を水で溶いての着色が思うようにいかない…。
だいたい僕は昔から水彩画は苦手なのだ。
特にガリィは髪が黒いので、これをどう描くかが最大の問題となる。
マンガのようにスミベタで塗ってしまうと、ほかの色とのバランスが悪くなってしまう。
その上、色紙は原稿と違い修正のきかない一発勝負なので、そのプレッシャーはすさまじい。
テストを何回かした結果、結局水彩風に水で溶くよりも、そのまま色鉛筆として着色した方がトーンやグラデーションのコントロールが簡単だとわかり、そうすることにしました。
脳内物質をスパークさせて集中力を極限まで高め、本番を敢行。
なんとか仕上げ、編集部に郵送しました。
その後数日間廃人同然の無気力状態に…。よほど色紙を描くことがストレスだったのか…。
こういうのも慣れの問題だと思いますが…。